「新函館北斗駅」です。
この駅前エリアに新しいホテルがオープンします。
予定では来年(2019年)末の 12/24 オープンとか。
少々残念なのは、建設も運営委託先もどちらも東京の会社だということ。
もっともこれは仕方ないことで、雇用等が少なからず発生するということで良いニュースと考えましょう。
新幹線の駅(駅前開発)と地元の繁栄に関する文章を少し読んだことがあります。
その昔 … と言っても、それほどの「昔」ではない、高度成長期の頃。
新幹線の駅を呼び込むことが命題だった時期があったそうです。
(ワタシはこそ頃、北海道在住だったので「蚊帳の外」で「対岸の火事」でした)
新駅=開発=繁栄という構図を描いてたからです。
でも、現在は「そういう側面もあるでしょう」という感じ。
前出の文章では「最寄り駅」であり、通過する場所としてしか機能しなくなるということです。
ですから、駅を作っても「周辺にとどまる」ことが重要なのです。
もっと言えば、宿泊してもらわなければ地元にお金が落ちないのです。
宿泊してもらえれば、税金などの細かなこともありますし、食事やお土産などの購入も期待できます。
ましてや、今回の建設予定であるホテルは全国に名前が知れたビジネス系ホテル。
手頃な価格で宿泊できますし、なによりブランド力があり、選択肢の候補として昇りやすいことも魅力です。
今でもレンタカーを借りて、すぐにどこかに流れる人がいるようです。
札幌まで延伸した際にはもっと、「通り過ぎる」人が増えるかもしれません。
その前にホテルや飲食店などのインフラ面、名物やイベントなどのソフト面など充実させ、発進していく必要があります。
これは北斗市だけでは無く、函館市や七飯町の「道南圏」全体に言えることです。
札幌延伸の際には既に全国区で定着している「何か」が無いと難しい競争になりかねません。
本当に小さい、小さい … 微力ではありますが、少しでも情報発信面で貢献できればと思っています。
勿論、会社としては土木・建築などの面でも頑張って行きますよ!