先日ちょっと聞かれたんで書いておくということと、自身(や同僚)の為の覚え書きとして。
一番最初に『モデルハウスの撮影』という観点から(写真用)カメラとビデオカメラを導入した次第。
●機材の選定者=主に撮影する二人がどちらもニコンユーザーである
●室内の撮影もあるため、できる限り広角撮影が可能である
●極端な姿勢での撮影を行う場合があるので「バリアングル液晶」搭載である
●選定者が撮影者の場合以外でも手軽に扱える必要がある
当時の選択として上記を満たすものは一眼レフカメラであり、機種は Nikon の「D5300」という結論になった。
「広角」という観点からレンズは SIGMA の「10-20mm F3.5 EX DC HSM」とした。
Nikon の APS-C はなので、このレンズだと 15mm~30mm ということになるので、かなりの広角だろうということだ。
途中「動画も撮影してくれ」という要望があったので、動画専用として SONY の「HANDYCAM HDR-CX390」
画角は 26.8mm~804.0mm だが、これ以上の広角を望むと「手軽さ」が成り立たない機種になってしまうことと、「HANDYCAM」なら誰でも使えるだろうというもくろみだった。
これは主に会議や催しなどを固定で回しっぱなしで記録用として利用している。
これらの機材に最近追加投入されたのが「YouTube用」の機材など。
まずは LUMIX(Panasonic)の「GH5」と「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」の組み合わせ。
同社には「7-14mm」というレンズもあるが、所謂『F2.8』始まりということと、先駆者(ユーチューバー)のレビューから決定。
「FourThirds」規格から換算すると 16mm~36mm とこちらもかなりの広角で、弊社代表が希望している用途にも合致した。
このカメラのシュー(上部のスピードライトなどを取り付ける部分)に RODE の「VideoMic GO」を取り付けて音声をカメラに入力させています。
現段階では最新として最後に紹介するのが、RICOH の「THETA V」という360度写真(や動画)を撮影する機材。
これがあると室内や間取りのイメージが掴みやすいだろうということでの投入。
次にデータの取り扱いとソフトウェア。
SONY の HANDYCAM には写真・動画の取り込み&管理用の専用ソフトウェアがあるが、これは使っていない。
THETA に関しても専用のソフト・アプリがあるが、これは確認程度にしか使っていない。
これらはPCとUSBケーブルでつなぎ、ファイルコピーをすることで取り込みを行っている。
2台の一眼レフカメラからは撮影データが保存されているSDカードから直接読み込んでいる。
写真の補正には Adobe の Photoshop などを使ったりしてますが、これは定番で特記事項はなしです。
動画編集に関しては前職で同社の「Premiere」系を使っていて、かなりスタック・フリーズを経験したので Grass Valley の「EDIUS Pro 9」を使っている。
初めての利用で少々使い勝手に戸惑いましたが、Premiera に比べて劇的に軽い動作で快適です。
これに加えてまだ本格利用はしていませんが、360度動画用として Cyber Link の「Power Director 18」と導入しました。
ざっとこんな感じで運用しているのですが、何かの参考になれば幸いです。